あのね、私ね、やりたいことが山ほどあるのよ。
でもサボり癖もなかなか手ごわくて、結局なんともならんわ…って思うことが多いのよね。
これ、分かる人きっと多いんじゃないかしら。
頭の中はアイデアや計画でいっぱいなのに、いざ実行しようとすると周りが眩しく見えて、つい目を閉じてしまう。
そして気がついたら寝てた、なんて日常茶飯事よね。
でもね、そんな私でも小さな変化に出会うことがあるの。
例えば「今日は寝られん、よしやるか!」って気合を入れ直して、バーチャルオフィスに入るとき。
一人きりの空間で、部長席に座ってみる。
ちょっとした遊び心だけど、それが仕事へのエネルギーになるのよね。
アバターが部長の椅子でずっと踊ってる姿なんて、現実じゃ絶対見られないでしょ?
「こんな部長おったら面白いやん」って笑い合える空気、あれは新しい働き方の希望そのものだわ。
一方で、現実のクライアントワークはそう甘くないの。
イラレのデータをWordやパワポで欲しいなんて無茶ぶりも、よくある話。
「なんで?」って心で叫びながらも、やんわりお見積もりのお話を差し込むの。
PDFに書き込みができないって言われたときは「そもそもそういうもんやで」ってツッコミたくなるけど、そこでふと思い出すのよね、Adobe Acrobatの存在を。
プロとしての誇りもあるわ。
「初心者です」なんて絶対言わないの。
背中に汗をかきながら調べに調べて、「知ってましたけど?」みたいな顔をしてみせる。
ちょっとした詐欺みたいに思えるかもしれないけど、それも生き抜く力の一つなの。
チャットではインタビュー動画のディレクターとオーナーの言い分が食い違って、「そんなん知らんし」って心の中でつぶやきつつも、冷静に仲裁する。
全部完璧に知ってるわけじゃなくてもいいのよ。
誰もが全部分かってるわけじゃないから、歩み寄れる部分があると思うの。
やりたいことだらけで、サボり癖もある。
でもバーチャル空間で踊りながら仕事して、無茶ぶりに立ち向かって、知らないことは必死に調べて何とかする。
それって案外、一番人間らしい働き方かもしれないわね。
完璧じゃなくても、今を頑張って生きてる。
それだけで十分価値があるのよ。