外出がつらいときに心をやわらかくする

「外出がつらい」って思う瞬間って、きっと誰にでもあるのよ。
特にHSP気質だと、人混みや大きな音、予想外の出来事にとても敏感だから、気づかないうちに心も体もヘトヘトになってしまうことが多いの。
でもね、「私ってどうしてこんなに疲れやすいんだろう」って自分を責める必要なんてないのよ。
私自身、ちょっとした買い物や、誰かとの約束のある日は、朝から「よし、今日は大丈夫!」って自分に言い聞かせて準備しないと不安になるの。
外出って、人によっては何でもないことかもしれないけど、HSPにとっては大きなエネルギーを使うものなのよ。
この記事では、安心して外出と付き合うための小さな工夫や、私の日常の体験談をお届けします。
お茶でも飲みながら、気楽な気持ちで読んでくださいね。
外出前にできる小さな準備

外に出る前のちょっとした準備が、気持ちを支えてくれることってあるのよ。
私は、お気に入りのハンカチをバッグに入れるの。
柄は季節によって変えていて、春はチューリップ、夏は朝顔、秋はキノコ、冬は椿。
小さなことだけど「今日はこの子が一緒にいてくれる」って思うと、大丈夫な気がするの。
お守りみたいな感じね。
それから、音。
街に出ると、雑多な音が押し寄せてくるでしょう?
クラクション、誰かの大声、工事の音…
そういうときに、私が助けられているのがイヤホン。
アプリで自然音を流したり、心を落ち着かせる曲を聴いたり、時には推しの曲を聴いたりしているわ。
音のバリアをまとっているみたいで安心するの。
香りも心を支えてくれる大切な味方ね。
私は、ラベンダーやベルガモットのアロマをハンカチに少し染み込ませておくの。
緊張したときに鼻に近づけると、ふわっと肩の力が抜けるの。
香りって、直接脳に届くっていうでしょう?
忘れちゃいけないのが、予定の詰め込みすぎをやめること。
昔の私は「今日一日であれもこれもやろう」と思っては、外出の前に疲れてしまっていたの。
だから今は「スーパーに行くだけでOK!」「郵便局に寄れたらえらい!」って小さなゴールを決めることにしたのよ。
そうすると「できた!」っていう達成感がちゃんと得られるの。
HSPの人にとっては、とても大切な工夫だと思うわ。
外で安心できる工夫

外出中も「安心できる場所」を持っているだけで全然違うのよ。
私の場合は、古民家風の小さなカフェと近所の公園にあるベンチ。
人混みや、ざわざわした空気で心が疲れたときに「ちょっとあそこまで行こう」と思える場所があるのは、本当にありがたいわ。
お気に入りの香り付きハンドクリームをポケットに入れて出かけるのがおすすめよ!
ちょっと手に塗って香りを吸い込むと「よし、落ち着こう」って思えるのよね。
外出先で安心のルーティンを一つ持っておくのもおすすめ!
たとえば「疲れたらコンビニでお茶を買う」「公園に寄って5分だけ深呼吸する」みたいにね。
小さなことだけど、その積み重ねが「外出=怖い」から「外出=大丈夫」に少しずつ変えてくれるわ。
日常の小話:チャミと夫氏の外出エピソード

うちのチャミは、とにかく用心深いの。
玄関のドアを開けても「今日は外に出るのはやめとこかな」って顔して、しっぽだけ振ってることがあるのよ。
そんなとき夫氏が「無理に散歩しなくてもええやん。今日は近所のコンビニまでで十分やで〜」なんて笑いながら言うの。
結局、チャミはお留守番で、私と夫氏だけで散歩に行った日もあったわ。
この小さなやりとりがね、なんだか心に残ってるの。
「外出って無理に完璧にやらなくてもいいんだな」って思わせてくれたのよ。
チャミに教えられた気分ね。
無理をしない暮らし方のヒント

外出できない日があっても、それは決して「ダメなこと」じゃないの。
「今日は体も心も休みたいんだな」って受け止めてあげることの方が大切だと思うの。
私はよく、チャミと一緒にこたつに潜り込んで過ごすんだけど、そういう日こそ心が落ち着く感じがするのよ。
外に出られない自分を責めていた頃は「なんて弱いんだろう」って落ち込んでいたけれど、今は「この休みがあるから次に動けるんだ」と思えるようになったの。
今は便利な時代で、買い物も宅配で済むし、人とのつながりもオンラインで持てる。
だから「外出しない=人と関われない」なんてことはないのよね。
「できることをできる範囲でやる」って考え方の方が、心穏やかに暮らせるわ。
自分にやさしく一歩ずつ

ここまで「外出がつらい」と感じる日にできる、小さな工夫をいろいろお伝えしてきたけれど、大事なのは
無理しなくても大丈夫!
ってことなのよ。
出かける前にお気に入りを持ち歩いたり、安心できる避難場所を持ったり、予定を小さく区切ったり。
そして「今日はこれだけで十分」って思ったり。
どれも小さなことに見えるけれど、心を守る大切な力になるのよね。
外に出られなかったとしても、後ろ向きなことじゃない。
「今日は自分を大切にした日」として誇っていいくらいよ。
そう、生きてるだけで素晴らしいんだから!
あなたは外出がつらいとき、どんな工夫をしているかしら?
もしよかったら教えてね。