
あのね、長い時間かけるメガネって、ただの視力矯正の道具じゃなくて「自分の一部」みたいに感じるときがあるのよね。
特にHSP気質の人は、色や雰囲気みたいな繊細な要素にすごく敏感だって言われるの。
私自身もそうで、フレームの色ひとつで「なんだか今日は落ち着かないな」って思ったり、逆にホッと安心したりすることがあるのよ。
これって気のせいじゃなくて、色そのものが私たちの気分や印象に作用しているからかもしれないわね。
ほんの少しの違いが、安心感になったり、逆に疲れにつながったりすることだってあるのよ。
だからこそ、自分に合うフレームの色を選ぶのは、心を守る小さな工夫になるの。
色の心理とHSPの感受性

色にはそれぞれイメージや作用があるって言われているのよ。
黒はシックで落ち着いて見えるけど、人によっては重たく感じることもあるの。
青は静けさや冷静さ、赤は情熱的で元気が出る反面ちょっと刺激が強めね。
ベージュやブラウンは、安心感や親しみを与える色だって言われているわ。
私は「仕事だから」って黒フレームを選んでいたことがあったけど、会議中に自分の表情がきつく思えて、なんだか疲れたことがあったのよ。
ところが、少し明るいブラウンに変えたら気持ちがふっと和らいで「これなら大丈夫」って思えたの。
「なんとなく合わない」と感じるフレームは、実は心に負担をかけているのかもしれないわね。
小さなことだけど、日々の気分を支える大事な要素だと思うのよ。
夫氏とチャミと、フレーム選びのひとこま

そうそう、先日夫氏と一緒にメガネ屋さんへ行ったときのこと。
私は試着するたびに「なんか落ち着かないなぁ」ってソワソワ…
黒やグレーのフレームだと、鏡の中の自分が硬い印象に見えて、気持ちまでこわばってしまったの。
横で夫氏は「やっぱり黒が一番締まって見えるだろ」って、迷わずブラック派。
私は思わず「黒だと見つめられたとき、ちょっと圧を感じるのよね」って笑ったんだけど、夫氏は「そんなことある?」って首をかしげていたわ。
結局、私にはベージュやブラウン系がしっくりきて、自然と「これだ!」って思えたの。
チャミもそのとき膝にのって落ち着いてたから、やっぱり柔らかい色が私には合うんだろうな、って実感したのよ。
人によって安心できる色が違うって面白いわね。
フレームを選ぶときのポイント

フレーム選びで意識するといいのは、肌や髪の色との調和ね。
肌が明るい方なら淡い色、髪が黒い方なら濃いめの色でバランスが取りやすいわ。
それから生活シーン。
仕事ではきちんと感のある色、プライベートではリラックスできる色、そんなふうに使い分けると気分の切り替えにもなるのよ。
落ち着きたいなら柔らかい色、元気を出したいなら明るめの色、って選び方も素敵ね。
大切なのは、流行よりも自分の心地よさを優先すること。
「人気だから」ってすすめられても、自分が落ち着けなければ選ばなくていいの。
自分が安心できるかどうかが一番の基準なのよ。
これって、自分を大切にする選び方だと思うの。
心地よい一本が、あなたを守ってくれる

メガネのフレーム色って、ただのおしゃれじゃなくて、心の落ち着きに関わる大事な存在なの。
色を通して「安心できる瞬間」や「元気をもらえる瞬間」を知るのは、自分理解の小さなヒントだわね。
だから、「この色だと落ち着く」って感じる一本を選ぶのは、心を守るってことなの。
流行や人の目より、自分の気持ちを優先していいのよ。
安心できるフレームは、日々の疲れや不安をそっとやわらげてくれる大切な相棒になるわ。
あなたは「この色のフレームだと落ち着く」っていう色、あるかしら?
よかったら教えてほしいわ。