ごあいさつ

はじめまして、山原ミサエです!
私設図書館の事務局をしながら、フリーランスで文章やデザインのお仕事をしています。
印刷会社での経験を活かして、DTPや文章を整えたり、シンプルなデザインをつくったり。
派手さはないけれど「丁寧に仕上げてくれるから安心だわ」と言っていただけるのが、私の小さな誇りなの。
図書館では、蔵書整理や利用者さんとのやりとり、SNSの発信など…。
どれも地味に思えるかもしれないけれど、私はこういう「縁の下の力持ち」みたいな役割が性に合ってる、って思うのよね。
子どもの頃と本との出会い

子どもの頃の私は、人と関わるのが苦手で、放課後はひとり過ごすことが多かったの。
それで、いつも本ばかり読んでいたのよ。
物語の登場人物が寄り添ってくれるようで、ページをめくるたびに「こんな考え方もあるんだ」「こんな世界があるんだ」と心の扉が開いていったわ。
読んでいる間だけ、不安や孤独を忘れられた。
だから今、図書館で活動しているのはすごく自然なことなんだと思うの。
きっと子どもの頃の私が背中を押してくれたんだと思うわ。
特に大事にしている本は、ミヒャエル・エンデの『モモ』。
時間に追われる人々の姿や、モモがただ耳を傾けるだけで相手の心がほどけていく場面。
読むたびに「聴くこと」そのものに大きな力があるって気づかされるの。
私もそうありたいなと思わせてくれる一冊なのよ。
社会人としての歩み
短大を卒業してから、自動車製造業の一般事務のお仕事をしました。
結婚出産後には、印刷会社でDTPオペレーターとして、印刷用のデータを整えたり、入稿に不備がないかを確認したわ。
華やかさはないけれど、正確さが何より大事な責任ある役割。
ただ、当時の私は「これしかできない」と思い込み、自信をなくしていたの。
挑戦するのをためらったり、失敗を何日も引きずったり…。
そんな自分を嫌いになることもあったわね。
HSP気質と不安障害

私はHSP気質なのね。
人の言葉を深く考えすぎたり、光や音にすぐ疲れてしまったり。
人に合わせすぎて自分をすり減らすこともしばしばあったの。
さらに、不安障害も抱えているもんだから、頭がいっぱいになって体が動かなくなったり、日常の小さなことすら難しく感じる日もあったわ。
そんなとき「怠けてるだけじゃないか」と自分を責めて、余計つらくなることも。
そして、私だけじゃなく息子も心療内科に通っているの。
不安を抱えながら暮らすのは正直しんどいこともあるけれど、「同じように悩んでいる人はたくさんいる」と気づいてから、心が少しだけ軽くなったの。
もしこの文章を読んでくださった方が「私もひとりじゃない」と思ってくれたら、本当に嬉しいわ。
失敗からの学び
失敗しない人なんていないと思うけど、私は失敗が多のよ。
データ入力の勘違い、確認不足でのトラブル…。
どれも小さなことかもしれないけれど、HSP気質ゆえに必要以上に自分を責めてしまってた。
でも、その経験から「確認は何度してもいい」「分からないときは聞けばいい」と学べたの。
失敗が多かったからこそ、同じように悩む人に寄り添える自分になれたんだと思うの。
図書館での活動

今の私設図書館での事務局のお仕事は、私にとって大きな転機でした。
どんな裏方の作業も、必ず誰かの役に立つんだと実感できたの。
利用者さんに「ありがとう」と声をかけてもらえたとき、「私はここにいていいんだ」と心から思えたのよ。
子どもの頃、本に救われた私が、今は本を通して誰かを支えている。
不思議であったかい巡り合わせだな、ってしみじみ思うの。
これからのこと
今も心療内科に通いながら暮らしています。
薬のおかげで落ち着いているとはいえ、不安や落ち込みは完全には消えていません。
でもね、「弱さを抱えたまま生きていけばいい」って思えるようになったの。
そして、生きづらさを感じている人に「生きてるだけですごいのよ!」と寄り添える存在でありたいと思ってる。
これからも図書館の事務局とフリーランスの仕事を通して人とつながり、安心できる居場所を広げていけたらいいなって思っています。
ふつうの日々 
