ふつうの日々 
ねぇ、HSP（繊細さん）って言葉をよく耳にするけど、4つのタイプがあるって知ってた？
HSPにはいくつかの分類があって、それを知ると「だから私はこうなんだ！」って納得できたり、過ごし方のヒントが見えてきたりするの。
今日は、その4つのタイプを分かりやすく説明するわね。
まず共通する基本性「DOES」
HSPさん全員に共通しているのが、 DOES（ダズ） っていう4つの性質なの。
D：Depth of processing（深い処理）
普通の人ならスルーすることも、じっくり考えてしまう。例えば会議での一言を何時間も反芻してしまったりする。
O：Overstimulation（刺激に敏感）
人混みや強い光、大きな音にすぐ疲れてしまう。デパートやお祭りの後にぐったりしちゃうのはこのせい。
E：Empathy（共感力が高い）
相手の表情や声色から感情を敏感に読み取ってしまう。泣いてる人を見たら、まるで自分のことのように辛く感じる。
S：Sensitivity to subtleties（些細なことに気づく）
服のタグのチクチクや、部屋の空気の重たさにすぐ反応する。みんなが気づかない違和感を察知できる力でもある。
HSPの4つのタイプ
内向型HSP（狭義のHSP）
- 全体の7割くらいがこのタイプ
- 一人の時間が必須で、人と長時間いるとどっと疲れる
- 集まりよりも、静かな読書やこたつで過ごす方が好き
例えるなら、静かな図書館や森の中がホームグラウンド。
外向型HSP（HSE：社交的HSP）
- 全体の3割くらい
- 人と会うのが大好きで、社交的
- でも帰ってきたらぐったり…人と関わりたい気持ちと疲れやすさの間で揺れる
このタイプは、パーティーで楽しそうに振る舞ってるけど、帰ったら「もう当分休みたい！」ってなるの。
「明るいのに繊細」っていうギャップが魅力なのよね。
刺激追求型 内向HSP（HSS型HSP）
- 内向的だけど、新しいことにワクワク
- 旅行や新しい趣味には挑戦したいけど、人混みは無理
- 「好奇心旺盛なのに疲れやすい」という矛盾を抱えている
ひとり旅が好きな人が多くて、「新しいカフェを開拓したいけど、混んでたらしんどいな」なんて思うのもこのタイプの特徴。
私はこのタイプに近くて、出かけるのはワクワクするけど、帰ってきたらこたつでチャミとゴロゴロしないとやってられないのよ。
「やりたい」と「休みたい」が同居してる感覚、ほんと分かるわ〜。
刺激追求型 外向HSP（HSS型HSE）
- 一番アクティブで複雑
- 外向的でリーダーシップも取れるけど、内面は超繊細
- 人前で活躍する反面、裏ではひっそり涙してることも
芸能人や起業家に多いタイプ。
華やかだけど実は敏感、まさに「強さと繊細さの同居」って感じなの。
感受性の切り口で見ると…
研究によっては、こんなふうに分けることもあるのよ。
- 感覚処理タイプ（SPS）：五感が鋭い、音や光に敏感
- 情緒タイプ（ES）：人の気持ちに深く共感する
- 直感タイプ（IS）：洞察力が鋭く、本質を見抜く
- クリエイティブタイプ（CS）：芸術的で表現力豊か
「これ私っぽい！」って思う方も多いんじゃないかしら。
大切なのは「弱さじゃなくて特性」ってこと。
HSPは病気でも障害でもなく、生まれ持った気質なの。
だから「疲れやすいからだめだわ」じゃなくて「敏感だからこそ、気づけることがある」って考える方がいいのよ。
内向型なら静かな環境で力を発揮できるし、外向型なら人との架け橋になれる。
HSS型なら新しい発想を取り入れやすいし、HSE型ならリーダーシップを繊細さで支えられる。
みんな違ってみんないい、まさにそんな感じね！
自分のタイプを知ることは「自己理解の第一歩」なの。
- 私はこのタイプだから、こういう休み方をしよう。
- こういう環境が合うな。
って分かると、心がちょっと楽になるわよ。自分の特性を大事にしながら、のんびりと生きていきましょ。
ねえ、あなたはこの4タイプのうち、どれが一番しっくりくるかしら？
