ふつうの日々 
あのね、前の日までは「明日、友達に会えるの楽しみ！」って思っていたのに、夜になって急に気持ちが重たくなること、ない？
私はよくあるのよ。
予定が近づくと、「ちゃんと笑顔で話せるかな」「疲れてしまったらどうしよう」なんて不安がひょっこり顔を出すの。
HSP気質がある人ならなおさら、相手にどう思われるかとか、場の雰囲気に飲み込まれないか…細かなことに敏感なのよね。
だから心が揺れるのはとても自然なこと。
決して弱いんじゃなくて、「あ、今ちょっと心が揺れてるんだな」って気づけることが大事なんだと思うわ。
「私だけじゃないんだ」って少しでも安心してもらえたら嬉しいわ。
突然、会うのが億劫になる理由
「会うのがちょっと億劫だな…」って感じるのにはいろんな背景があるのよ。
まずは疲れの蓄積。
仕事や家の用事でエネルギーが減ってると、社交の予定が重たくのしかかるの。
さらに、気候の変化やホルモンの波も大きいわね。
雨の日なんか、気持ちが沈みがちだもん。
HSPは人と会うことが「楽しい」半面、「消耗する」ことでもあるのよ。
だから前日に心が重くなるのは自然現象みたいなもの。
大切なのは「怠けてるんじゃない」って自分で気づけることなのね。
心身からのサインに気づいてあげられるのは、それだけで立派な自己ケアなのよ。
当日までにできる小さな整え方
気持ちをちょっと整えたいときは、小さな工夫が効くわよ。
深呼吸や軽いストレッチ、ほんの数分でも身体を動かすと心も緩むの。
それに、前日に服や持ち物を準備しておくだけでも安心感が違うのよ。
「明日はこれを着て、このバッグを持てばいい」って決まってるだけで、気持ちが軽くなるわ。
あとは「明日はこの人に会うだけ」ってシンプルに考えるのもおすすめ。
頭の中で予定を渋滞させないだけで、心の重たさはずいぶん和らぐのよね。
どうしても無理なときの伝え方
それでも「今日はどうしても無理…」ってこと、あるわよね。
そんなときは、誠実に、短く、理由を言いすぎないことがコツよ。
「今日は体調がすぐれないので、また改めてお願いできますか？」くらいで十分。
そして「また元気なときに会いたいな」って添えれば、相手も安心してくれるの。
無理に合わせるより、そのほうがずっと関係は長続きするのよ。
罪悪感を感じやすいけど、それって「相手を大切に思っている証拠」だと思うのよね。
我が家の前日あるある
うちのチャミってね、私や夫氏が出かける前日になると、人の布団の上に陣取るのよ。
特に夫氏の布団でどっしり腰を下ろして、「出かけるのやめたら？」って言ってるみたいに動かないの。
すると夫氏が「もうチャミがこうしてるし、明日は休んでもいいかもなあ」なんて言い出すのよね。
そんな様子を見てると、「ああ、無理して行かなくてもいいんじゃん」「休むのも自然な選択肢だな」って私の気持ちもほぐれていくの。
動物の直感って、人よりずっと正直でやさしいものだわ。
まとめ：気持ちにやさしい選択を
友達と会って「やっぱり楽しかった！」と思う日もあれば、「休んで正解だったな」と思う日もあるのよ。
だから、どちらを選んでも正解なの。
大事なのは、その時の自分の気持ちや体調に寄り添うこと。
HSPの敏感さは決して欠点じゃなくて、相手を思いやるやさしさの証なんだから。
「今日の私にとって一番やさしい選択はなんだろう？」って自分に問いかけて、安心できる道を選んでほしいわ。
それがきっと、未来の自分を守る力になっていくはずよ。
あなたは友達に会う前日、気持ちが重くなったことあるかしら？
もしあったら、どんなふうに対処してるか教えてほしいわ。
